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有田焼、波佐見焼の原材料。天草陶石を見に行ってきました!

天草陶石見学

うつわ屋ゆらり堂オトナの社会見学第1弾。
天草陶石の採石場へ見学に行ってきました!


有田焼や波佐見焼などの磁器。
その原材料は石です。
陶石と呼ばれる、器作りに欠かせない石は天草半島から採掘されております。

とある有田の窯元さんが天草陶石を紹介していたのが印象に残っておりました。
うつわ屋を始めて今年で5年目・・・。
せっかくなら原点を知ろうと思い立ち、採石会社へ連絡をしたのでありました。(一般の方は立ち入りが禁止されてますのでご注意下さい)

ダイナマイトでボッカンボッカン岩山を削っている(いわゆる発破)ところはさすがに危険なので、削り取った石を選り分けているところへお邪魔しました。

天草陶石見学

粉砕したあとの大量の石を水洗いし、手作業で陶石と岩石の選別をされてます。


天草陶石見学

陶石の中でも、1等級から5等級まで分かれていて鉄分の含有量が少ないものが上位になります。


天草陶石見学

陶芸の用途以外にも電線や電柱で絶縁器具として使われる碍子や、建築物の外壁に使われるタイルなど、工業製品としても大活躍の天草陶石なのであります。

天草陶石見学

あらかた粉砕した陶石で鉄分が少ない石を2等級とし、この後手作業でさらに削り取ったものを1等級として分けています。

これらの陶石を陶土屋さんが粉末にし水簸などを経て粘土状にし作り手の元へ届くのであります。

4等級以下の鉄分の含有量が著しい陶石は、薬品処理による脱鉄(いうなれば漂白ですね)をしたあと、瀬戸・美濃などの他産地へ出荷されます。

本来、有田焼は地元有田の泉山という山から陶石を採っておりましたが、近年では採掘量に制限があるらしく極一部の作家さんが使っているくらいで、ほとんどの窯元、作家さんは天草陶石を使用しております。


素材本来の白。

九州の焼物の白さはこうやって成り立っているんですね。


~ ! 番 外 編! ~


天草半島といえば海の幸!

天草陶石見学

美味しい海鮮丼を堪能したり

天草半島と熊本市内の間にある宇土(うと)市。
そこには満潮になると海中に没する道路があるのです!

天草陶石見学

データ:ISO200 F2.8 15s
今度はしっかり三脚とRolleiflex 3.5F を持って撮影しに行きたい!

九州には魅力的な場所がまだまだたくさんありそうです!
これからもいろんな社会見学をしてまいりたいと思います!

器のイロハ

器について

 毎日何気なく使っている食器たち。

 しかし、器の素材の違いによって洗い方や収納の仕方も変わってきます。

 お気に入りの器を長く使うため、家族の健康を考えて・・・

 ここでは簡単な種類の違い、使い方などをお伝えしていきたいと思います。

器の種類

 器の種類は、磁器(じき)と陶器(とうき)の2つに大別されます。

 (器といわれる種類もありますが、陶器とほぼ一緒なので割愛いたします)



磁器について

~ 原材料は 石 になります ~


陶石(とうせき)と呼ばれる石を細かく粉砕し、水と混ぜます。
混ぜたものを磁土と呼ばれますが、正確には土ではありません。
陶器と違い、高密度なため吸水性はまったくありません。
1100℃~1300℃の高温で焼成するので、焼き締まり硬くなります。
硬質で、爪ではじくと金属音のような高音が出ます。


陶器について

~ 原材料は 土 になります ~


粘性の高い陶土を水と混ぜてよくこねます。
磁器と違い組成が粗い為、素焼きのものでは吸水性が非常に高くなります。
800℃~1000℃の低温で焼成するので、磁器と比べると少し脆くなります。
油染み、臭いなどが染み込みやすくなりますので、手入れは欠かせません。
ぽってりとした素朴な風合いで、最近では人気があります。

 では、それぞれの器はどうやって手入れをすればいいのでしょうか?

器の洗い方、しまい方

 ~磁器の場合~

吸水性が殆どないため、洗ってすぐに使えます。

臭いやカビはつきません。

茶渋なども漂白剤で落とせます。(使用上の注意をご確認下さい。)

 ※ 丈夫で、衛生面でも安心できるので、小さなお子様をお持ちのご家庭にオススメです。

 ~陶器の場合~

吸水性が高いので、ぬるま湯でささっと洗いましょう。

キムチなどの刺激臭の強いのはなるべく避けて。

器に臭いがつきやすくなってしまいます。

洗ったあとは、風通しの良い所に置いて乾かし完璧に乾いてから片付けます。

吸水性が高いため、湿気のあるまま収納するとカビが生える原因になります。

収納の際は、直接重ねるとヒビが入ったり、欠けやすくなります。

重ねる場合は、間に布の端切れか、緩衝材を敷き、少ない枚数で重ねましょう。

買ったらまずチェック

 器を買ったらまず確認するところは・・・

 まず、器の底の部分。

高台をチェック

高台(こうだい)や糸底(いとぞこ)と呼ばれる部分です。

ここは窯から上がってきた段階では、かなりざらついております。そのまま使うと器同士を重ねた

時に傷も付きますしテーブルに傷が入る可能性があります!

まず、器のおしりを触ってみて、ざらつきが無いかチェックしましょう。

もし、ざらつきがあった場合は、サンドペーパーでこすってください。

ゆらり堂では、入荷検品時に底部をやすりがけしておりますが

なるべくテーブル上を器でこすらないように気をつけて下さい。

 

陶器の場合は、使う前に一度、鍋にたっぷりのお湯(お米のとぎ汁ならなお良し)

をはり、10分ほど煮沸してください。

食事を盛り付ける前にも、その都度、煮沸をしていただければ、臭いやカビのリスクが減ります。

店長チョイス!

器自身の耐久性や、衛生面を考慮して、普段使いでは磁器がいいのでは。(ほんと丈夫です)

ただ、全部を磁器にするのではなく、チョコチョコっと陶器を混ぜたりしてアクセントに使うのもアリですね。

そこで!

日常使いもできて、なおかつ「魅せれる」器をピックアップしてみました。

コチラ

↓↓↓↓↓

店 長 オ ス ス メ の 器



店長オススメの器

店長おすすめ

共働きの店長宅では、必然的に夫である僕も料理をする回数が増えてきます。(結構楽しいw)

そこで!僕が主夫目線でチョイスした、実用的で見た目もかわいい器をご紹介いたします。

画像クリックで商品ページへ飛びます!



和山窯 藍駒反丼

寒い冬には温かいお蕎麦・・・

暖房を消して、白い湯気を立てながら啜ると気分はお江戸の夜。

藍駒の反丼は絶妙な形状&サイズで、麺類にもってこいの器です!

黒陶土飛び鉋5.5寸皿

秋になると必ず買いだめする果物が柿です。

剥きやすさ、歯ごたえといった点から、少しシャクっとしたかための状態が好きです。

カリウムが豊富で体にも良いですね!


和山 藍駒 反小鉢 波佐見焼

蕎麦猪口にも使える小鉢。こういう何通りにも使える器はとても重宝しますよね。

トップでおすすめした反丼のミニバージョンです!

白山陶器について


白山陶器取り扱い商品



白 山 陶 器 の 歴 史

 白山陶器の創業は、なんと200年(!)以上も昔の1779年。
有田の西方、波佐見(現在は長崎県波佐見町)にて連綿と器づくりを受け継いできた伝統ある会社なのです。
 戦後、1951年に有限会社 白山製陶所を設立。1958年には白山陶器株式会社が設立され今日に至ります。



白 山 陶 器 の コ ン セ プ ト

 白山陶器の真っ先に上げられるコンセプトは「暮らしの器」
 デザインだけでなく実用性も重視した器作りにウェイトを置き、日々、作品制作を続けております。
 華美でなく、流行に流されない、でも新しい。この飽きの来ない造形美こそが本来の美であると社長は語ります。
 白山陶器の器はグッドデザイン賞・ロングライフデザイン賞などを数多く受賞しております。




白 山 陶 器 と 森 正 洋 の 出 会 い

 日本を代表するプロダクトデザイナー森正洋は隣町の有田出身。地元に根付く器への愛着が彼の原点であります。

 多摩美術大学を卒業後、1956年に白山陶器デザイン室に入社。約20年近く、白山陶器の器のデザインを担当し1978年白山陶器退社後も、2005年に亡くなるまで白山陶器の顧問デザイナーを勤めておりました。

 G型しょうゆさしや、平茶わんなど、数々の名作を産み出し、デザイン開発だけでなく、釉薬・染料の開発、設備の見直しなど技術開発にも力を発揮し、現在の白山陶器を築きあげてきたといっても過言ではありません。





白 山 陶 器 の こ れ か ら


 現在、白山陶器は森正洋デザインのロングライフ賞作品の商品をはじめ、その遺志を受け継ぐ若手デザイナーたちの商品に対する評価も非常に高くなってきております。

 波佐見焼の伝統と誇りを持ち続け、末永く「暮らしの器」のコンセプトにこだわり、白山陶器は今日も、優れた商品を世に送り出していくのです。




白山陶器取り扱い商品


有田焼 宮内庁御用達 辻常陸について

(画像・文章等、無断使用厳禁に願います。)

一、辻常陸とは

 磁器の窯元で、日本の歴史上初めての禁裏(皇室)御用達を仰せつかった有田焼の名窯です。歴史は三代目喜右衛門の頃まで遡ります。

 当時、佐賀鍋島藩の御用窯を拝命していた辻家。製作した磁器製品を鍋島公が幕府や各大名に贈答しておりました。その中で辻喜右衛門が作成した精巧な磁器製品を、仙台藩主伊達綱宗公が禁裏(皇室)に献上したことがきっかけになり、第百十二代 霊元天皇(在位1663~1687)が大変気に入り、佐賀藩主鍋島光茂公を通じ、辻家に禁裏御用として、器を献上させる事になりました。

 それ以降、明治に入っては宮内省御用達、戦後になりますと宮内庁御用達として350年もの長きに渡り皇室御用窯元として磁器製品を製作しております。

有田焼 宮内庁御用達 皇室御用窯元 辻常陸

二、佐賀の有田でなぜ「常陸」?

 1706年、辻家四代喜右衛門が官職「常陸大掾(ひたちだいじょう)」を任じられました。

 律令制の名残がある宮中において
「守(かみ)」「介(すけ)」「掾(じょう)」「目(さかん)」
と呼ばれる官職がありました。
守は長官、介は副長官、掾は書記・総務、目は治安などを任されていました。たとえば豊臣秀吉は若い頃「羽柴 筑前守」と名乗っていたり信長も若い頃「織田 上総介」と名乗っていたりしました。筑前(福岡一帯)の長官を拝命していても、その任地に赴いていたわけではありません。信長も千葉県北部の副長官をやってたわけではないですね。このように実際に任地に赴いてるわけではありませんが、官職を拝命するのが当時としては栄誉であったわけです。

 さらには宮中に出入りするためには、官職が無いといけません。朝廷や宮中の事を「禁裏」と呼ぶのは、みだりに立ち入ってはならない意味が込められております。

 辻家が拝命した「常陸大掾」は、佐賀藩主も容易に介入できない皇室直属の役職でもあり、当時武家にしか許されなかった邸宅の門構えを辻家も許された程でした。(下写真)
 この官職は明治4年まで代々拝命しておりました。
有田焼 宮内庁御用達 皇室御用窯元 辻常陸
三、量産化ではなく、技術継承を重視。

 同じ有田焼の皇室御用達を拝命しているのは香蘭社と深川製磁になります。明治に入って、鍋島藩御用を失ってしまった職人達が立ち上げた合資会社が香蘭社で、のちに一族が分社化した深川製磁。歴史としては比較的新しく、また、海外に販路を設けていたこともあり大規模な工業化に切り替わっていきました。

 そんな中、販路拡大による工業化、品質低下を是とせず、技術継承に重点をおいて磁器製品を実直に製作してきた辻家。明治以降行われなかった辻家秘伝の焼成技術「極真焼(ごくしんやき)」も復活させるなど、伝統技法の継承にも注力しています。

 しかも、皇室への納入を主としてきたので、作品はあまり市場に出回ることなく入手が困難で、愛陶家の間では大変珍重されておりました。

 今回、うつわ屋ゆらり堂では、特別なご縁もあり辻家の器をご紹介することになりました。高品質ながら比較的、手に取りやすい価格帯の食器を中心にセレクトしましたので、ぜひ350年の歴史を感じ取ってみて下さい。

有田焼 辻常陸 正規取扱店 うつわ屋ゆらり堂 店主 蒲原


有田焼 宮内庁御用達 皇室御用窯元 辻常陸

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  • 酒井泉 作陶展 ココチヨイソンザイ

※4月の展示会※

酒井泉 作陶展

ココチヨイソンザイ

穏やかに緩やかに気温も上がりやっと春がやってきましたね。

今月は酒井泉さんの作陶展を開催いたします。

心地良い存在感を醸し出す壁掛けプレートや花器。

手に取ってみると、どこかホッとする不思議な食器たち。

魅力的な絵付けで柔らかな印象の器を生み出す酒井泉さんの作品展を陶右衛門にて開催いたします。

軽やかであたたかな器たちとの出会いをお楽しみ下さい。

2017/4/21〈金〉~4/29〈土〉

会期中無休


107-0052
東京都港区赤坂1-3-5 1F 陶右衛門赤坂店内にて運営しております。
03-3586-4745
電話では「はいトウエモンです」と出ますのでご了承下さいませ。
ご注文は24時間・365日受け付けております!

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